論《平家物語》中的重盛人物形象_23235.pdf

1、分類編號：單位代碼：10068密級：學(xué)號：090197天津外國語大學(xué)研究生學(xué)位論文論文題目：『平家物語』における重盛像に関する一考察論《平家物語》中的重盛人物形象學(xué)生姓名：李娟申請學(xué)位級別：碩士申請專業(yè)名稱：日語語言文學(xué)研究方向：日本古典文學(xué)指導(dǎo)教師姓名：楊夫高專業(yè)技術(shù)職稱：副教授提交論文日期：2012年2月17日要旨『平家物語』は日本の軍記物語の最高傑作であり、平清盛をはじめとする平家一門の栄華と沒落、そして壇ノ浦の戦いで平氏一族の滅

2、亡を描いた物語である。語り手は平家一門の「仏法破滅」ひいては「王法破滅」の悪行を批判しているが、見逃せないのは王法の守護者としての重盛への賛美であると思われる。清盛の王法破滅者の悪人造形と対照的に、重盛は孝子、賢臣として造型されたと一般的に見られているが、私は重盛の人物造型はそれだけではないと思う。物語における重盛が伝統(tǒng)的な王朝貴族として描かれているが、「王朝憧憬の思想」という物語の構(gòu)想と関わっていると思われる。従來の先行研究を調(diào)べてみ

3、ると、重盛の人物造型を「王朝憧憬の思想」の構(gòu)想との関わりで論じるものはほとんどない。本稿は、先行研究を踏まえつつ、重盛の人物造型がどうやって「王朝憧憬の思想」という物語の構(gòu)想に基づいて造型されているのかについて考察してみたい。第一章は亂世に合わない保皇派の重盛を考察したい。王法を破滅する清盛及び後継者宗盛、重衡と違って、重盛は父清盛の悪行を諌める人として物語に正式登場して、その後、登場している度に王法を守護する人として描寫されたのである

4、。王法の破滅者清盛と対照的に、法皇に対して絶対に服従し、更に王法のために仏法とも衝突し、朝恩を第一義にしている重盛が生き生きと造型されたと思われる。また、重盛は後白河法皇幽閉という父の計畫を抑えて、流罪されている法皇の近臣へも心配りをして、後白河法皇への気がかりを持っている賢臣として描寫されている。王法の忠実な守護者という設(shè)定から亂世に合わない?；逝芍厥ⅳ卧煨亭姢椁欷啤⒄Zり手の王法守護の思想が読み取れると思われる。第二章は教養(yǎng)を備える

5、王朝貴族重盛を探りたい。物語には重盛の文才の方面に重點が置かれて、漢詩文の教養(yǎng)を備える王朝貴族として描かれている。王朝貴族の重盛を造型するために、語り手は意図的に歴史事件を改編して、殿下乗合事件の張本人を清盛に取り替えたのである。また、「制法に拘らず」藤原信西を批判し、父に薦められた宋の名醫(yī)を斷わるという二點を通して、貴族的制法思想の持主重盛が描かれている。重盛が教養(yǎng)を備える王朝貴族として造型される手法から、語り手の平安時代への憧れる気

6、持ちが窺えると思われる。第三章は平安浄土教に生きた重盛を究明したい。物語において重盛は仏教信仰の深い持主として描かれている。平安時代における貴族の宗教態(tài)度の考察を通して、現(xiàn)世利益を追求している重盛の宗教態(tài)度が平安時代における貴族的な伝統(tǒng)に立腳したものだと読み取れる。重盛は極楽往生のために、持戒、熊野參詣、造寺造仏?念仏、布施などの行業(yè)を行ない信仰の深い持主として描かれている。また、重盛の死を改編して、重盛の死を王朝貴族的な理想的な死とし

7、て構(gòu)想されている。重盛は平安浄土教に生きた王朝貴族として設(shè)定されていると思われる。要するに、『平家物語』における「王法」の権威が落ちることが示されているが、重盛は亂世に合わない?；逝嗓趣筏圃煨亭丹欷?。武力を憧れる時代に重盛は教養(yǎng)を備える王朝貴族として描かれた。鎌倉新仏教が盛んになる時代に重盛は平安浄土教に生きた持主として記された?！浩郊椅镎Z』における重盛は伝統(tǒng)的な王朝貴族として造型されたことが読み取れる。古代院政末期から新たな中世社會へ